36歳で1型糖尿病!? ~管理栄養士が1型糖尿病になった話~

令和5年36歳で1型糖尿病と診断を受けました。前向きに病と共存し、奮闘しています。

血糖とアルコール決闘中!!

https://ibbm6226826.hatenablog.com/?_gl=1*1ixrcpx*_gcl_au*NDc2MzM0NDY0LjE3MDc5NjUxMjA.

 

↑最初に書いた、自己紹介的なブログです。ぜひお読み下さい。

 

 

皆様こんにちは!

宮崎は雨が降っています。よく春が近くなってくると、じ様ば様(じいちゃんばあちゃん)達は「一雨、一雨、ぬきいなっていくど(一雨ごとに気温が高くなっていくよ)」と言います。

冬が近くなるとその反対、一雨ごとに寒くなると言います。

これが不思議に当たる…。

昔の人はいろんな現象や、人付き合いの知恵を分かりやすく、端的に言葉で残すのが上手だったんだなあと感じます。

 

今朝の空腹時血糖値は116。

なかなか100以下の壁があります。

令和5年12月から、金土日毎週末だけ酒を解禁しています。平日は断酒です。

 

・糖質プリン体ゼロの 麒麟 プラチナダブル500ml

・SUNTORY 角ハイボール 500ml

霧島酒造 霧島(20°) 2~3合くらい 水割り、炭酸割り

 

基本的にかかりつけの先生から禁酒は言われていません。

ちなみに同じ先生がかかりつけ医の2型糖尿病の私の母も禁酒や節酒は言われていないそうです。

 

ただし、飲むものは限定されています。

糖質offのビール、ハイボール芋焼酎 この3つは良しとされています。

 

基本的に蒸留酒(焼酎やウイスキー)には糖質が含まれていません。

血糖値が高くなるのは、糖質を摂取して、その摂取した糖質を代謝する際に障害が起きている(インスリンが出てない、インスリンが出てるけど効かない)訳で。

糖質を摂取しなければ、血糖値は上がったり下がったり、ジェットコースターの様に上下乱高下が激しく起きません。

 

Dr「お酒好きなの? 芋焼酎とかハイボール、糖質入ってないビールなら飲んでいいよ。」

 

と言われてますが、

 

・飲酒後の就寝前の血糖値は190あたり(食飲酒後180分)。

・飲んでいない日は就寝前130~150(食後180分)。

 

 

次の日の朝の空腹時血糖も変化があります。

 

・飲酒翌朝 130~150

・飲んでいない日 100~130

 

この差ってなんですか!?

蒸留酒なら血糖値あがらないって、それって実際どうなのかっ!?

 

 

と疑問が湧くわけです。

これに対して、あくまでも私の考えですが、

 

・飲むときになんだかんだ食べてしまうから説

・糖質がゼロだからってカロリーがゼロではないから説

・肝臓と血糖値の関係(説でもなんでもなく、原理として確定しています笑)

 

の3つが考えられます。

私は宮崎の田舎に住んでいますが、田舎のおっちゃん達はほとんどつまみ等を全く食べずに焼酎を飲んで、酔っぱらって、日頃のうっぷんや文句を大声でいってます。笑

逆に私は基本的になにか食べ物がないと、飲めません汗。

しかも、スナック菓子や乾物はすぐ胃が持たれてしまうので、食事の後も、煮物やきゅうりの漬物、白菜の浅漬け、トマトスライス、チーズなどを少しずつつまみながら、少しずつ焼酎を飲んでます。

なるだけ糖質が少ないものや野菜中心で選んでいますが、普段より結局食事量は多いし、ダラダラと食べ続けてしまっているから血糖値が高くなるのではと考えています。

 

2つ目の糖質はなくてもカロリーがある説は、様々な意見があると思います。ネットで検索してもすぐに行きつく論点でもあると感じます。

いわば

   ☆カーボン(糖質、炭水化物)極悪説 VS カロリー(熱量)極悪説

です。笑          

糖尿病や血糖値に関していろんなお医者様や研究されている大学の先生方がいらっしゃって、この対立は永遠に謎でもあるのかなとも思います。

基本的に糖尿病患者は糖質の制限(普通の人の半分を目安に)があります。

しかし、私のかかりつけの先生は糖質(ご飯、パン、麺類、お菓子類)は完全にやめろと指示されました。そうおっしゃる先生もたくさんいらっしゃいます。糖質を完全にやめる代わりに、肉魚卵大豆製品は好きなだけ食べていいからと言われます。

一方で、過度な糖質の制限は脂質やタンパク質過多となり悪玉コレステロールを増やし動脈硬化や血管の老朽化を進める為、糖質制限は厳しくしない方が良いという意見も存在します。

 

(私個人の管理栄養士の意見からすると無難に「いろんな食物を適量に」これ一択です笑。このことについてはまた別の機会でお伝えできればと思います。)

 

話が脱線してしまいましたが、カロリー(エネルギー、熱量)を摂取すれば自ずとその分身体に蓄積されるのは自然の摂理ですよね。お酒は特にエンプティカロリー(なんの栄養もない空虚なカロリー)と言われるほどです。糖質はない、だが熱量はある。カロリー摂取は糖質がゼロでも血糖値を少なからずあげているのではないかなあ。

カーボンVSカロリーに関して白黒つけることは今後、体調次第で自分の身体を実験台して解明できたらなと思っています。笑

 

3つ目の肝臓と血糖値の関係について

アルコールは、肝臓内のグリコーゲンをブドウ糖に分解することを促進させます。したがって、一時的に血糖値が上昇します。

そしてアルコールと一緒にとったおつまみ中の糖質や脂質も、結局エネルギーとして使われない分が肝臓に体脂肪として蓄積されていきます。

 

結局アルコールは臓器みんなを使いながら、肝臓や胃、小腸、私の自己免疫で弱り果ててるすい臓もフルボッコに殴りながらアルコールを解毒していってるんですよね。肝臓だけではなく、肝臓で起きていることがすい臓につながり、胃で起きてることが肝臓につながり…。

 

適度な飲酒を心がけたいものですね。酒は百薬の長、昔の人はよく言ったもんだ。

さあ今週も平日は断酒します。

ではでは…この辺で…!(^^)!